後編『美大生ゆうととみひろの作品考察』🎨
3週間、2会場に渡り、皆さまにお付き合いいただいた作品展も本日最終日です。共に楽しんでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
後編は、2人の美大生の作品について
ご紹介させてください。
まずは『小林みひろ』の作品より
「いってきます、ただいま」
「カーテン」
「寝室」
それぞれが自宅の玄関、リビング、寝室を
彼のフィルターにかけて描いたもの。
日常の風景を、敢えてカラフルに表現するのも彼の想像力の豊かさ故の作品です。
玄関のサンダルには、ちょっとした動きがあって、出かける方を向いたサンダルは綺麗で、もう一方の帰って来た方を向いているのは汚れてます。
まさか経験するとは予測出来なかった『外に出るのに躊躇う時代』の象徴を自宅の玄関
で物語たっているのです。
一方の『小林ゆうと』の作品より
『床』
『天井』
アトリエの中の床や天井を眺めた時に、
自ら浮かんだイメージを具現化したようです
床 はただただ自分の影が映るだけ
その自画像の片目は閉じています
うつむいた自分の「先行きの見えない不安に耐える」心情を表している様です
天井 を眺めると脳裏に以前父と登った
赤岳の風景が浮かんできたそうです
この時の心情としては、前向きになりたい思いがあったそうです
2人の作品のテーマは
『stay home』
家から出られない中で、
彼らの心情と想像を作品にしました。
「ゆうと」と対照的に一見ポップな感じの色合いの「みひろ」の作品も、実は家から出られない苦しさを吐き出しているかと思うと、改めてせつない気持ちで見返すことができます。
若者たちが『そんな時代もあったね』と懐かしく思い出せるような平和な時代が訪れることを切に願います。
0コメント